危うく高3のときの二の舞

高3のとき、受験まっただなかの1〜2月。
毎日毎日「勉強しなきゃ」というプレッシャーを感じつつ
勉強する気になれず鬱々としていた私。
そのうえ「どうせ本命落ちたら浪人するし」と、滑り止めも受けず本命1校しか受ける予定がなかったため、ひっじょーーーーーにっっ!暇だった。

そんな私の唯一の心の支えが「登校日」でした。
あんなに学校を楽しみにしたことはないってぐらい、本当に楽しみにしていたのです。ぶっちゃけ、「もう〜い〜くつね〜る〜と〜登校日〜〜〜〜♪」と唄いだしそうな勢いでしたよ。

そしてそんなある日、穏やかに母とちょっと遅い朝飯を食べていたら、電話がかかってきました。

「私diamondwaterさんの担任ですが、今日、登校日なのにdiamondwaterさんが来なくて…」。

ガッッッビーーーーーーーーン!!!!!!!

そう、私はあんなに楽しみにしてた登校日をなぜかすっかり忘れていたのですっっ!!!!!そのうえ母親にも登校日のことを言ってなかったっ!!!

「ぎゃ〜〜〜〜っっすぐに行きます〜〜〜!!!」と叫んで電話を切り、車で送ってもらうべく母親とともに玄関を飛び出して家の駐車場に踊り出たら………………、く…車がないっっ!!!!

……ちょうどその日、車を車検に出していたのでした……。

何もとまっていない駐車場に吹きすさぶ真冬の寒風。立ち尽くす私たち親子…。1〜2分は2人で固まっていたと思う。今からバスと地下鉄を乗り継いで学校に行っても、もうみんな解散した後――。


「diamondwaterちゃん、お母さん、先生に『行けません』って連絡するの恥ずかしいから、自分で連絡して頂戴…」と母は笑い泣きのような表情で言い残し力なく家の中へ。私も笑い泣きの表情でトボトボと後について家に戻ったのでした…。こうして私は登校日に登校できなかったのだ!←威張ることではない

その後、私が恥をしのんで先生に「車がなくて、すぐに行けません」と電話したところ、とりあえず連絡事項や渡すものがあるから明日でもいいから来いといわれ、私はみんなと1日ずれて登校したのでした…。登校する意味ないっつーの。先生に笑われるし、虚しいし、なんかあのときは大学に受かる気しなかったな〜。結局は、こんなウッカリさんでも大学は受かったんだけどさ…。

そして卒業式は忘れずに出席することでき(当たり前)、やっとやっと友達に会えたのでした。登校日に登校しなかったことについて、「風邪ひいたかと心配してたのに」と憤慨されたり、「そんなことだと思ってたよ」と見透かされてたり、どちらかというと「そんなことだと思ってた」派が多かったのは、日頃の私の行いのせいだったのか…。

で、なんでこんな昔のことを今更思い出しているかというと、明日の高校時代からの友達の結婚式にウッカリ遅刻するところだったから。今日の今日、一緒に出席する友達に指摘されるまで、3時からの挙式を4時からと勘違いしていました〜トホホ〜。間抜けだよぅ。

あれ?そういえば、高2だか高3のとき、夏休み中の文化祭歌合戦の合同練習日を1日早く間違えて登校しちゃったこともあったような気がする…。記憶の彼方に封印されてるけど、あれは確か本当にあった出来事のような…??つか、私、自分のことシッカリさんだと思ってたけど、ウッカリさんの間違えだったのかも〜〜〜〜。