理想と現実

未成年時代に学校で習ったことを実践すると社会では生きにくい、ということってありますよね?

●真面目が一番 →適度に手を抜かないと死ぬ
●人の言うことはじっくり聞く →聞き流さないとまともに攻撃を食らうことがあって危険
●嘘はダメ →適度な嘘は社会の潤滑油
●不平不満は言わない →間違った主張であろうと声を挙げないと居場所確保不可能
●与えられた課題(仕事)をしっかりこなす →それはアルバイトの仕事。仕事は自分でつくるもの
●フェアな態度でいれば周囲もフェア →世の中は不公平で理不尽と思っていたほうが対処ができる

うーん。「公平で格差がなく透明な社会」は素敵だけど、目指したいところではあっても、まだ現実じゃないよな。そこら辺をもっと子供のときに見せて欲しかった。うちの母は専業主婦という名の在家尼僧だったし(現在は学僧になっている…)、学校は社会の理不尽さはひた隠して「努力すれば結果は伴う」なんて大嘘教えてたし、その学校とお家しか知らなかった私が社会の理不尽さに出遭あえたのは就活が初めてだったわけで。人より学ぶ速度は早いのだけど、気付くのが遅かった分の遅れはまだ取り戻せてない気がする。

まあでも結構そういう人は多い。遅まきながら、気付けたことに感謝しよう。気長に頑張る。