ママンのプレッシャー

 母のプレッシャーが重い。

 まず、お見合いを頻繁に勧めてくる
 どうも大学卒業直後の私が母に向かって「そんなに結婚しろしろっていうんなら、娘の結婚相手を見つけてくるのは親の務めってもんだ!」と啖呵を切ったかららしい。以来、せっせと見合い話を探していたようで、やたらと開業医の息子系を紹介してきてびびった。

 これはどうにかせねばと思い、この前の正月に「つきあっている人いるから」と告げることにした。が、4日間も実家にいて結局言い出せず、仕方がないので駅まで送ってくれた父に交際相手がいる旨を告白。母に言伝を頼んだところ、私が車を降りてまもなくソッコウで父から母に連絡がいったらしく、帰りの新幹線のなかで「父に聞きました…」というメールを受信。死ぬほどびびりましたが、とりあえず納得してくれたようで一段落。

 が、納得したら納得したで、今度はさりげなく「Mさんとは結婚しないの?」とか「仕事だけじゃなくて、愛情面も大切にね」とか「Mさんは元気?」とか別方面でのプレッシャーがかかるように。そして今日。「これはあくまで仮定の話だけど」と前置きしつつも、私がもしMさんと結婚することとなり披露宴をしたとして「職場の方々をどこまで招待するか」について語られた。

 ……ママンの脳内では既に私の結婚披露宴の段取りが始まっているようですわよ。。。

 パパンもdiamondwaterも思わず沈黙したのであった…。パパン!黙って食べてないで何か言ってやって!!