人生に疑問が

もう自分自身に問いたい。
「何がやりたいんだ、何が目的だ、お前は」と。

楽しいことはいっぱいある、なければ自分でつくった。
でもいつも不満足な“気分”に陥るのはなんでだ。
この前、数年前の自分が書きなぐったメモを発見した。
分かってるんだ、もう何年もから理由は分かってる。
いや、もう10年以上前から分かってる。

この感情は、親も抱えているものだということも分かっている。
恐らく推測するに、祖父母も抱えている。
遺伝か? DNA配列に屈するのか?
傍目には何が不満足なのか分からない人生を両親も祖父母も送っている。
でも、この感情は消せない。勝ち組も負け組もあるか、糞が。
勝ちとか負けとかいってる奴はいいな、人生が単純で。

これが世にいう虚無か? 孤独か?

だとしたら、虚無という言葉が存在するということは、この、私や私の一族が抱えている感情は太古の昔から人間が抱えてきたものだということだ。この感情を虚無と名付けた人は誰だ? その人の著作を読めば、解消法が記されているのか? まさか仏陀とか孔子とかじゃないだろうな。まさかキリストじゃないだろうな。誰だ!