踊るホリエモン

忘年会の舞台の上、白い作業服姿(つかヤンキー姿?)で踊り狂うホリエモンの画像が頭から離れません…。

今、彼がこんなに叩かれているのは、やはり仕事相手に対して傲慢な態度を取ったり恨まれるようなことをやってきた結果ではないでしょうか。普通、こんなに次々出てきませんよ、犯罪以外の余計なホリエモン・エピソード。あの共犯者(主犯??)の宮内氏にしたって部下を怒鳴りつけたり、怒って棚やら机やら蹴りまくってたなーんて話を聞くにつけ「恨まれてたな」と思います。つか宮内氏、私の前上司にそっくりな行動してるじゃねーか。

出世欲が強い人というのは、とかく周りを踏みつけがちです。だからこそ、出世して成功するともいえるのかも。常識的に考えて、それが「良い」とは思えないけれど…でもそういう考えを貫くのに障壁となったのが「勝ち組・負け組」思想。「勝ち組・負け組」価値観に染まった人たちは、出世欲がなかったり「成功しなくてもいいじゃん」といういう人たちのことを、「下流志向」と称しました。そういわれてしまうと、「いいよ、出世しなくても」と声を大にして言いにくい空気になるといいますか…。だって自分のことを「下流志向」とは誰だって思いたくありませんから。。「ぃぃょ?下流でも」と言えるには、ある程度、親に財力があったり、実際には下流に位置しない人たち。本当に“下流”の人たちは「いいよ、下流でも」ってすら言えなかったんじゃないかなあ…。かくして、実は特別勝ちたくもないし出世したくもない人たちまで「勝ち組」ロードにうっかり乗っかっちゃったんじゃないかと思います。

でも、ホリエモンが失速した今だからこそやっと言える!


「私は出世よりも、日々の生活を幸せに生きたいです!」


グッバイ、ホリエモン。あなたが沈んでくれたおかけで、下流志向を堂々と告白できるようになったよ。