血が…っ!!!

料理中に、かなり久しぶりに負傷いたしました。包丁で指先をサクッと☆

食材を加工中じゃなく何故か包丁を仕舞う際にひっかけて切っちゃったので、負傷個所は人差し指の爪の根元のすぐ下という妙な場所。大して痛みがない割に押さえても押さえても血が滴り落ちる〜!ギョエ〜〜〜ッ!!血って結構勢いよく体内を流れてるんですね、とか思ってるうちにポタポタポタポタ…みたいな。

押さえても流れる流れる。埒が明かないのでバンドエイドをきつく巻きつけて止血帯の代わりといたしましたところ、とりあえず流血が止まりホッと一安心。

そして料理も続行。今宵の夕飯は、鶏と蕪のクリームスープにセロリと人参のベーコン炒めでした。悪くなし。特に鶏と蕪のクリームスープはお気に入りでよくつくります。これは私の大好きな料理研究家、川津幸子さんのレシピをアレンジしたもの。川津幸子さんは、料理編集者から料理研究家に転じたという異色の経歴の持ち主。そのうえ編集者は編集者でもただの編集者じゃなくて、栗原はるみなどを世に出した有名料理編集者だったのだ。なので、さすがといいますか、この人のレシピはとにかく徹底して読者の立場に立ってつくられていて独りよがりなところがまったくありません。

たとえば、レシピをたったの100文字で書くという企画なんて、編集者としての才能をヒシヒシ感じますね。たったの100文字だからこそ、料理法も簡単だし手順や必要な食材を覚えやすく、アレンジしやすいレシピになるわけで。うーむ。もっとこの企画、広がってほしいものです。

100文字レシピ (新潮文庫)

100文字レシピ (新潮文庫)