溢れた本の処遇

うちには今、2棹の本棚があるんですが。
我が部屋には、そこに入りきらない本がそこかしこにピサの斜塔のように積まれております。これでもまめに本を売りにいっているのですが、それでも追いつかないスピードで本を買ってしまっているということでして。

欲しいと思ったら迷わず買うことを自分に許した唯一のモノ、それが私にとって本なのです。私にとって、本屋は唯一のフリーダム地帯なのです…! 本屋に入った瞬間、財布の紐はゆーるゆる。いや財布の紐自体が消えてなくなる恐ろしい場所、それが本屋なのです……!! これはもう、本を読まないなんて無教養の極み、みたいな教育を受けたせいなんです………!!! 嗚呼、とめられない、やめられない。うちのマミーは私の宝塚好きを「享楽的」と一刀両断しましたが、読書ってそれを上回る享楽的な行為だと思うんですが、いかがですか。なんか「教育」とかいっちゃって「教養のため」とか聖人ぶっちゃって、自分の欲望を満たすことを正当化してないですか、自称・教養人たちよ…………!!!!

と、一通り逆ギレしたところで本来の目的に立ち返りましょう。
そう、本来の目的とはお部屋の一新です。私の理想の部屋は、モノが少ないスッキリした空間。それなのに私の部屋ときたら、本を筆頭としてモノが溢れかえっていて、要デトックスな空間に成り下がっております。ダメ…精神的にも風水的にもオシャレ的にも主婦的にも許せない空間だわ…!!苦。

だから、今年の夏休みは心を鬼にして、本を買い取りに来てもらおうと決心しました。ええ、決心しました。ここに宣言します、「本棚1棹分、本を売り払います…!!!!」

(といいながら、今日も3冊も本買っちゃったけどね…)