たまにはグルメなお店へ

私が住んでいる街は「日常的に美味しいご飯」を出してくれる店に事欠かない。
自分が住んでる周辺エリアに限定しても、相当数お店がある。エスニックなら『チャトゥチャック』、中華なら『成都』『揚州商人』、天麩羅なら『天すけ』、ラーメンなら『田ぶし』、カフェ飯なら『ハティフナット』『ドッグベリー』、イタリアンなら『イル・バンコーネ』珈琲を飲むなら『カフェ・フレンチ』(閉店)、紅茶を飲むなら『ジークレフ』、お弁当屋&お惣菜なら『ぐらんま』、飲み屋とカレー屋はありすぎて紹介できん、気になってるけどまだいってない店も多数、という状態。もし私が飲兵衛だったら酷いことになってた気がする。

しかし、たまには「グルメ的に美味しいご飯」を食べたい。

というわけで、久々に思いついて、とっても魚介類が美味しいお店『瓜』に行こうとわざわざ恵比寿まで繰り出したのですが、なんとビル改装中のため一時閉店中でした(渋谷に移転しました)。最近の私はめっきり落ち着いちゃってオサレしなくても行ける店ばっかり行ってたため、「久々の非日常的なお店!」と思って少々はりきってアイメイクまでしていったのに。。。仕方ないので、そこから近いお店ということで代官山の『李南河』に行ってみようと方針転換。でもまたお店閉まってたらやだなと思い、事前に電話してみたところ、何度かけても話し中。行くか行くまいか悩みながらダラダラと恵比寿から代官山方面に歩いていたら、ふと目に入ってきた「フランス小皿料理のお店」という超シンプルな看板。つられてふらふら行ってみたら、何となく風情のある入り口。さらにつられて扉を開けてみたらキャンドルライトのみの雰囲気のある小じんまりとしたお店ではありませんか〜。聞いてみたらほとんど予約で埋まっているが1卓のみ空いているとのこと。シェフが一人なので料理が出るのが遅くなるかもしれないがそれでも良ければ、ということで、もちろん。入りました。

そしたら隣に座ってるカップルの男性のほうが機械仕掛けの腕時計をしてるような金持ち風味な方だったもので「場違い!?」と焦る。が、値段的には普通にお手頃なお値段。ホッとして4皿ぐらい一気に頼んだら、予約客がどっとくる前に作っちゃおうとシェフが張り切ったらしく、サクサク料理が出てくる出てくる。「遅いかも」という話はなんだったんだ、と思いつつ堪能いたしました。一皿一皿が超濃厚。しょっぱいんじゃなくて、濃いんですのよ、奥様。ハーフボトルのハウスワインを頼んでも一人当たり7千円弱。フォアグラとか鴨肉のローストだとかデザートだとかエスプレッソだとか頼んだのにも関わらず、このお値段。やー、庶民派フレンチをまた一軒開拓いたしました☆ラッキー、ラッキー。

ちなみに、このお店↓です。恵比寿駅から徒歩5分ぐらいでした。
『ビストロ ル プュイドール』